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蚕糸の森公園


 

CP2のある「蚕糸の森公園」は、昭和55年(1980)つくば市に移転するまでは、「農林水産省蚕糸試験場」がありました。
 「蚕糸(さんし)」は、生糸 (絹糸)のことです。明治時代、生糸は重要な輸出品でした。明治政府は、蚕の研究、品種改良などの目的で、明治44年(1911) 「農商務省原蚕種製造所」を設立します。また、時代が下ると製糸や絹織物などの研究も行われるようになり、昭和13年(1938)には、名称を「蚕糸試験場」と改称しました。


 
 杉並区でも、大正末ぐらいまでは、養蚕が行われていて「弘進社」という生産者組合をつくり蚕の品種改良、生産や販売を行っていました。区内の井草八幡宮や荻窪八幡神社には、繭の豊作を祈願する「繭額」が「弘進社」によって奉納されています。
参考・写真 すぎなみ学倶楽部より 


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