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水害と地下貯水施設


都市では、道路が舗装され、マンションなど、土の地面がとても少なくなっています。すると、雨水は、地面にしみ込みにくくなるので、降った雨水のほとんどは、下水道に流れて行きます。下水は、水処理センターで処理をして再び川に放水してその水は、海に流れて行きます。しかし、最近のゲリラ豪雨のように、短時間に大量の雨が降ると処理センターでは処理できなくなります。そうなると、雨水は、下水から直接、川に放流されてしまいます。この場所のように善福寺川と神田川の合流する場所では、水量がいっきに増えて氾濫してしまいます。

そうした氾濫を防ぐために、環状七号線の地下に巨大なトンネルをつくり雨水を下水からこの貯水トンネルに貯めて川の氾濫を防いでいます。トンネルに貯めた下水は、晴れた日にポンプを使ってくみ上げて下水管に戻して処理センターに送ります。この施設は、善福寺川、神田川流域にあるポンプ施設の1つで地域を洪水から守っています。


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