支え合うよろこびが循環する社会づくりを目指して
私たちの未来は、子どもたちが担っています。そして私たち大人は、未来を託すべき子どもたちの健全な成長に必要な、より良い地域社会を作り出す責任を負っています。
幸い地域社会には、より良い社会環境の実現を願ってしかも生きる歓びをもってボランティア活動に力を尽くす人たちがいます。そういう人たちで溢れるまちになれば地域社会は良くなります。私たち「NPO法人 未来をつなぐ子ども資金」は、多くの人が楽しみながら少しずつ資金を出し合い、ボランティア活動を支援するしくみづくりを行っています。
社会貢献事業としてボランティア活動に資金援助する企業も少なくありませんが、特定企業→ボランティア団体という一方通行の支援の流れではいつかそのエネルギーが枯渇してしまう恐れがあります。しかし、市民が行うボランティア活動を市民自身が支援するという循環の流れがあれば、より良い社会づくりの永久機関となり得ます。
また、ボランティア活動の恩恵を受ける市民が積み上げた支援資金を、更に別のボランティア活動や団体に提供するに際して、提供先を市民の意思で決めるというしくみは、役に立つと市民に評価されるボランティア活動を量的、質的に充実させる自律性のある社会の実現を促すのではないでしょうか。
善意の循環する社会を願って
私たち「NPO法人 未来をつなぐ子ども資金」はこのように支え合うよろこびが循環し、拡大するしくみを社会に定着させることを願って活動しています。
未来をつなぐ子どもたちのために――
より良い社会を実現させる新しいしくみ作りにぜひご参加ください。